【建設DX】遠隔臨場システム納入事例②
アクトワンヤマイチでは、2023年10月より遠隔臨場システムのレンタルを開始し、現在は4機種を取扱いしています。
ご採用いだだいたお客様の声を紹介させていただきます。
お客様ご紹介
株式会社カナモト 中讃営業所 営業所長 請川様
全国各地に営業拠点を設け、お客様のニーズにあわせた各種建機・重機のレンタルをご提案・ご提供されている株式会社カナモト（以下、カナモト様）。なかでも建設関連事業については、グループ売上の約90%を占めており、土木・建築をはじめとした社会インフラを支えるという強い使命感のもと、現場から寄せられるすべての声にお応えするサービスを提供されています。
■アクトワンヤマイチにご依頼をいただいた経緯
ユーザー様より「ある現場で見かけた通信機能付きのカメラと同じものを、自社でも使用したいので探してほしい。」と依頼が入ります。カナモト様のご担当者は、アクトワンヤマイチの遠隔臨場システムのPR資料を目にし、問い合わせてみることにしました。
ユーザー様の要望を正確にヒアリングしていたこともあり、どの遠隔臨場システムにするかの選定はスムーズにいきました。お問い合わせから2営業日後には、ユーザー様から正式にご注文いただくことができました。
■ユーザー様の遠隔臨場システム導入検討理由
今回のユーザー様は、道路インフラの中でも、特定の設備工事に専門性をもつ建設会社です。
工事の対象となる道路は全国で一万本を超え、一つひとつの工事環境は複雑で二つと同じものはありません。ユーザー様は、様々な状況に対応できる独自の測量工法を開発。その高い技術力により多くの道路事業者から信頼を集められ、この分野での実績数は全国でもトップクラスを誇ります。
その技術を支えている源泉の一つとして、測量技術を用いた「調査」が挙げられます。
この作業は確かな経験に基づいて行う必要があり、これまでベテラン社員の方々が担ってこられました。今日では全国各地の現場で工事が同時に進むため、調査のためベテラン社員が飛び回るケースも増えてきている状況です。
ユーザー様は業務の分担・分配によるベテラン社員の負担軽減や、技術伝承による次代の技術者育成を中長期的な経営課題と捉え、これを解決するための方法としてDXツールの導入を模索されていたのです。
■遠隔臨場システムの導入効果
今回の遠隔臨場システムを活用した遠隔支援ソリューションでは、主な効果として以下の2点が期待できます。
- 事務所にいながら全国各地の調査業務に参加できるため、ベテラン社員の作業効率が向上
- ベテラン社員から遠隔指導を受けることで、若手・中堅社員による現地調査業務が可能
今回ご採用いただいた商品
N-POKE Plus
■商品選定のポイント
- 映像伝達の時差が少なく、鮮明な画像が届けられる
- 事務所側に音声がしっかり聞こえ、またカメラ側にも事務所側の音声がしっかり届く
- 少ない操作で録画やリモートセッションが開始できる
- 録画データの確認や編集がマウスを使った直感的な操作で行える
- カメラが身体に装着しやすく、調査作業への支障が少ない
納品時には改めて実機の説明を行い、ユーザー様にポイント部分を再度ご確認いただきました。
「一現場のみの予定でレンタルしたが、効果を確認できれば継続的に利用を検討したい。」との大変ありがたいお言葉もいただきました。
アクトワンヤマイチでは、今後も遠隔臨場システムの商品力と対応力を強化し、お客様へのさらなるお役立ち提案を行ってまいります。
過去の記事で遠隔臨場システムのその他3商品も紹介しています。
是非ご一読ください。