遠隔臨場システム「N-POKE Plus」納入事例:アイキャン株式会社様【建設DX】
アクトワンヤマイチでは、2023年10月より遠隔臨場システムのレンタルを開始し、現在は4機種を取扱いしています。
ご採用いだだいたお客様の声を紹介させていただきます。
お客様ご紹介
アイキャン株式会社 仮設事業部様
東京都日野市を中心に、建設用仮設資材や福祉用具など様々な分野でレンタルや販売を展開されているアイキャン株式会社(以下、アイキャン様)。なかでも建設用仮設資材については、1980年の創業から続く中核事業であり、今日では足場の図面作成から材工工事まで行うワンストップサービスを展開。お客様から広い支持を集め、多種多様な工事現場での価値提供を通じて、地域社会発展のための貢献を継続されています。
■導入ご検討の背景
アイキャン様が足場工事を請負う場合、次のような流れで進行します。
①お客様と打合せ ➝ ②現場調査 ➝ ③足場図面作成 ➝ ④足場架設工事 ➝ ⑤足場解体工事
①はベテラン社員が対応しますが、②④⑤は若手の営業社員、③は作図担当の内勤社員が担当します。アイキャン様では社員間の情報伝達は「対面コミュニケーション」「電話」「写真でのやりとり」が中心でしたが、よりスムーズで効率的な方法がないか模索されていました。また、若手社員の育成を十分に行うため、より効果的な教育方法の導入もご検討中でした。
■ご依頼をいただいた経緯
アイキャン様の山崎常務は、元請業者様が遠隔臨場システムを使って現場調査や、安全パトロール、工程会議などを行っている場面を目の当たりにされていました。
「これは自社の課題に対しても応用できる」と感じ、遠隔臨場システムを使った遠隔コミニュケーションに関する情報収集を開始されました。
東京ビッグサイトや幕張メッセで開催される建設業界のイベントにも積極的に足を運び、カメラやWeb会議システムについて数多くのメーカーやベンダーから説明を受けられました。
どの製品が自社の業務に合っているかを自身で比較検討し判断する必要がありますが、このプロセスはツール導入後の活用度合いに大きく影響するため極めて重要です。
一般的に、展示会場で行われる商品説明は自社製品の特徴や利点の紹介が中心です。
アクトワンヤマイチでは遠隔臨場システムについて特徴の異なる商品をご用意し、お客様に実機で比較検討していただけるサービスを行っています。
アイキャン様にも、当サービスに関心をお寄せいただき、比較デモおよび候補実機のテスト使用の実施を経て今回の採用に至っています。
今回ご採用いただいた商品
N-POKE Plus
■商品選定のポイント
- 機材が小さく、付属品も少ないため持ち運びが容易
- カメラの操作や録画データ確認操作が簡単
- 撮影画角が広いため、現場調査や足場点検時の必要な情報が映像で確認しやすい
- サイズ感が映像で伝わりにくい場合でも、呼称の読み上げなどの方法により音声で情報伝達が可能
- 足場の細部が映像で確認できる(ネットの結び箇所・足場同士の空き間隔・番線の固定状況・壁押さえ材の取付け状態 など)
■お客様のコメント
「まずは現場調査の場面で活用を開始しています。レンタルを開始する前に、デモ機を借りていろいろ試したり、使い方の説明を聞けたりしたのでカメラに慣れることができました。」
「カメラ導入の一番のメリットは、新人が一人で現場に行く手助けになることだと思います。初めての現場では、緊張からミスや見落としが起きやすいので、そこでカメラを通して周囲のサポートを受けることができれば、自信を持って現場に行く第一歩になると思います。」
アイキャン様ではこの他にも、ベテランの現場状況把握、図面作成時の録画データ参照、夜間工事、協力会社との連携などに遠隔臨場システムの活用を検討されています。
アクトワンヤマイチでは、今後も遠隔臨場システムの商品力と対応力を強化し、お客様へのさらなるお役立ち提案を行ってまいります。
過去の記事で遠隔臨場システムのその他3商品も紹介しています。
是非ご一読ください。