遠隔臨場レンタルサービス「GENBA-Remote」取り扱い開始
アクトワンヤマイチでは、2024年問題など建設現場が抱える社会問題に対し、DXを推進する商品で課題解決の一翼を担いたいと考え、2023年10月2日より遠隔臨場レンタルサービス「GENBA-Remote」の取り扱いを開始しました。
受注側・発注側双方にメリットがある遠隔臨場
遠隔臨場とは、動画撮影用のカメラによって取得した映像及び音声を利用し、遠隔地から Web 会議システム等を介して「段階確認」、「材料確認」、「立会」を行うことを指します。生産性向上やリモート化に繋がるため、国が力を入れて進めており、令和4年度には、国土交通省から本格的に実施するとの発表もありました。
遠隔臨場のメリット
工事受注側:段階確認に伴う手待ち時間や確認書類の簡素化
工事発注側:現場臨場の削減による効率的な時間活用
このように、遠隔臨場は工事受注側・発注側双方にメリットをもたらします。
必要な機器一式をワンストップでレンタル
今回、当社が取り扱いを開始する株式会社イクシスの「GENBA-Remote」は、同社の長年に渡るロボット製作の知見、ノウハウを活かし、
- タイムラグ1秒未満という通信の安定性
- 高画質でクリアな映像
を実現。滞りなく検査が遂行できると好評を得ており、すでに200社以上の導入実績がある商品です。
遠隔臨場に必要な8つの道具
遠隔臨場に必要な機器・ソフトウェア・回線をワンストップで貸出します。
- ウエアラブルカメラ
- ハンディーカメラ
- 接続ケーブル
- ヘッドセット
- タブレット端末
- テレカンファレンスシステム
- LTE回線
- 監督側端末
厳しい環境でも使用できるガジェット
ヘッドセット
耳をふさがない骨伝導式。周囲の騒音に紛れず、現場側・監督側ともクリアに聞こえます。
ホルダー・ストラップ
タブレットPCはホルダー・ストラップ付きで持ち運びやすく、足場の不安定な場所でも安心して使用できます。
国土交通省の指針に準拠
国土交通省「建設現場の遠隔臨場に関する試行要領」の全項目に準拠しており、同省の新技術情報提供サービス「NETIS」にも登録されています。(KT-230078-A)
- 映像と音声を遠隔地へ同時配信
- 遠隔地と双方向の通信により会話可能
- 遠隔地にいる人が録画可能(現場にいる人は録画不要)
- 録画したデータは一般的な形式
- 映像と音声の録画
- 画素数:1920×1080 以上 カラー
- フレームレート:30fps 以上
- マイク:モノラル(1 チャンネル)以上
- スピーカ:モノラル(1 チャンネル)以上
- 映像の配信 映像・音声 転送レート(VBR):平均9 Mbps 以上
工事受注側・発注側、双方にメリットがある遠隔臨場ですが、機器導入のコストやITに不慣れな現場技術者への研修が必要といった課題があり、取り入れづらいという声があるのも事実です。当社のレンタルをご利用いただくことで、こうした課題を解決できる可能性が大いにございますので、気になる方はぜひお気軽にお問合せ、ご相談ください。